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千代田線をぶらりとしながら、おっ町屋だ降りてみよう!
下町のにおいがみたいな気持ちで途中下車。
時間があるので適当に歩いてみた。

まぁ町屋が目的地だったので、途中下車ではないのだが…時間潰しでそんなテンションにしました。
目的だったブツを受け取り、時間があるからいつもと違う方向から戻ってみよう。
来た方の逆に足を進める。

二分で迷子。

不思議な町、町屋。

道は狭い、入り組んでる、チャリが右から左からやってくる。

新しい建物、古い建物、 昭和…

迷子と言えばダサいが、空間に誘われたといえば カッコがつく。

腹をくくり町を散策。歩いてる途中、ガリバーに出会う。
あのガリバーだ。 彼は航海の途中、荒川に誘われたらしい。

ガリバーはこの町屋から出ることを諦めて、ポスターになろうと決心していた。

僕に最後の言葉を告げると、彼はしゃべらないポスターとなった。

その時、五時を知らせる音楽が鳴った。
聞いたことのない音楽。町屋に住む子供はこれを聞きながら遊びを止めて、家に帰る…。
僕の住む町とは違う音楽。

異空間の中で、時間だけは正常に動いている…残酷な町だ。

ガリバーは言った…

カエルに会え。

門番をやってる、知識を持つカエルらしい。

ガリバーは何年探しても、その門を発見できなかった。

少し歩くと、カエルが守る門を見つけた。

駅へ帰りたいのだが、どーすればいい。
僕はカエルに訪ねた。

カエルは、この門をくぐればどこへでもいけるが、五時を過ぎると門は開けられないと言った。

カエルの付き合いの悪さに、覚めた僕はひたすら歩き、歩き続けた。 景色は足元だけ。

気付けば車が行き交う、駅の交差点だった。
仕事帰りの人々。美容室の宣伝をするアルバイトの女性。ファミレスの看板。

僕は喫茶店に入り、珈琲を飲む。
ここも町屋だ。カエルやガリバーがいた町も、町屋。

不思議な町、町屋。

僕はニヤリとした。


PS
町屋の駅は美容室のアルバイト女性に包囲されている。
時間があったのであらゆる出口に出てみた。
どの出口に出ても、女性たちはビラを配っていた。

僕はその日、4人の女性から同じビラをもらいました。

by全



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★ラブ地元v
NAME: 中山
タクシーの運ちゃんも嫌がる迷路のごとき町屋。美容室と歯医者が何故か多い( ̄∀ ̄)
2008/10/26(Sun)20:23:23 編集
★無題
NAME: ガリバー
カエルくんに呼び止められませんでしたか?
ちょっと待ちやぁ!!!
2008/10/26(Sun)20:26:25 編集
★あそこはね
NAME: ともはる
工場が何気に多いよ。

江東区の砂町の方も下町ですが、かなり開発されてます。

町屋はまだ名残がある、良いところだって勝手に思う。
2008/10/26(Sun)23:17:15 編集
★無題
NAME: ラディー
ミスドあるしね
この前100円で新作ドーナッツ1個買った!!!
新作3つあってさ、
ほんとはもう一つ気になってたんだけどね^^/
2008/10/27(Mon)01:07:36 編集
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