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『野田秀樹 異文化での挑戦』
   朝日新聞(朝刊)文化欄にて

NODA・MAP & 劇場 共同プロデュース
「ザ・ビー」
   ソーホー劇場 in ロンドン・ウエストエンド
6月21日プレビュー ~ 7月15日まで(来年、来日公演の予定あり)


<劇場コンセプト>
 新しい刺激的な作品を発掘、創造し、観客と結びつけること。
 世界の多様性を映そうと努めている。

<台本詳細>
 野田秀樹(日本) & コリン・ティーバン(アイルランド)による共同英語台本。
 筒井康隆の短編「毟(ムシ)りあい」を下敷きに、ワークショップを重ねた。

<内容&展開>
 舞台は東京。
 脱獄囚に妻子を人質にされた会社員が、逆に脱獄囚の家に行って立てこもり、その妻子を傷つける。気の毒な被害者が残酷な加害者に転じる展開。

<配役>
 男性会社員(主人公)……キャサリン・ハンター(英国で有名な女優)
 その他の人物達……野田秀樹と英国男優2人が次々と役を変える。なお、脱獄囚の妻は野田秀樹が演じる。

<演出&趣向>
 輪ゴムを、報道記者のマイク、鍵、食べ物に見立てた、想像力を刺激する野田秀樹らしい演出で、身体を重視。言葉を軸にする傾向の強い英国では異彩を放っているようだ。

<野田秀樹曰く>
 違う文化がぶつかる所に新しいものが生まれる。
 また、英語文化の中でアジアの価値観を示したいという思いもある。

<論評>
 「何の変哲もない鉛筆や輪ゴムが舞台上でこうも雄弁に語ったことがかつてあっただろうか。舞台は、遊び心に満ちていながら陰惨、美しいが残酷な世界を作り出す」(ファイナンシャル・タイムズ)

 「報復には意味がなく、蜂がものを刺すように自己破壊的だというメッセージは、言うまでもなく暴力的な自警行為に反対するものだ。そうした主題の複雑さがよく表現されている。奔放な異性装をこなし、10人分を演じる4人の俳優により、芝居は極度に活動的な風刺劇から観客を考えさせずにはおかない、恐ろしい悪夢にまで変化してゆく」(デーリー・テレグラフ)
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