色々考えたいお年頃なの。

タイトルを誤入力して「えろえろ考えたい」ってなっちゃって、げんなりしたりしてます。そうじゃない、そうじゃないんだっ。

昨日、私、久々に舞踏バトルに参加しました。不特定多数と1対1または三つ巴でやるもで、特に順番が決まってるわけでなく、その時々でバトルしてくのですが。

昨日は二巡したのに二回ともトモハルさんで辛かったです。

そう、トモハルさんとやるのは辛い。笑顔で削りあいをするかの如く当人同士にしか分からぬ目まぐるしい攻防を繰り広げたのです。

ギリギリを狙ってくるので、こちらもギリギリを返さなくてはならない感覚。

稽古の帰り道、トモハルさんに舞踏バトルで気になったことを聞いて驚いたのが彼ってば、とっても色々考えながら身体を繰り出していたこと。

何だ私掌の上で転がされてただけじゃん。

何より無意識的に、じゃなかったことにびっくりなの。まぁ、私があまりにも考えてなかっただけなんじゃろうけど。頭空っぽにしてる訳では決してないのだけど。

舞踏バトルで大切なことが幾つかあって、その中の一つが出だしと引き際なんだけど。

二巡目の時、私が戻ろうとした時トモハルさんが帰そうとしてくれなくって。あれって何でだったの？と聞くと
「いやぁ、あそこではまだ帰れないし帰せないですよ。だってまだ何も決着ついてなかったじゃないですか」
と返答されてまた感心しちゃいました。そうね、ただ出て戻るだけならやらないこととnear equalだもの。

私もやる前までは、
攻守を明確にすること・拮抗状態を作ること・楽でない方を選択すること・意図的でない鏡は避けること位は注意しとこって思ってるんだけど、いざやり始めると《相手を感じること》に一点集中しちゃう。

皮膚の表面や踝に肘に腰骨とか指の関節一つ一つにアンテナが張り巡らして、それで察知するようなイメージ。目には頼り過ぎない視界の片隅に相手がいるように……
でも私、ぼんやりしすぎて相手を見なさすぎるようでして。

本稽古前にしっかりと己と他者の身体と向かい合えるようにしたいものです。

by中山