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メンバー:吉田・渡邊・伊藤・近原・大関・亀山

19時~21時半

各自ストレッチ後にアイソレ
まだまだうろ覚えっぽいのでもう一度確認した方が良い。

その後、

A:吉田・伊藤・大関、B:渡邊・近原・亀山 に分け、
シーン2を順番に読む。
Aはわりかし間を詰め普通のスピードで読んでいた。
Bは互いのスピードを合わせている感じで、素読みに近かった。


このままシーンを読んでいっても良いが、
班ごとに分けてシーンを読ませ、話し合わせることに……


伊藤・大関はシーン3を。
残りはシーン4を
マ:近原、岩:渡邊、菊:亀山、権&播:吉田でやる。

読んでは話し合うって形で、
なるべく演出的なことより今まで話してきた世界観を亀山さんと話した感じ。
ママパパの長台詞や、みんなでテンポを出してくところは難しそう。
全記さんの方も世界観や関係性について話していた模様。


 ↑
【トモハルの報告文】

【私の報告文】
 ↓

その後、うちの劇団では初となる新しいことをやった。

ルコック・システム。
メロドラマの型をやった。

<役>
①戦地から戻ってきた兵士。
②その兵士の妻。
③その妻の新しい夫。

A:①伊藤、②大関、③吉田
B:①近原、②亀山、③渡邊

<設定>
長い戦いを終え、戦地から我が家へ戻ってきた兵士。
家の扉を叩く。
 ↓
家の者の誰か(妻でも新しい夫でもよい)が扉を開ける。
 ↓
死んだと思っていた妻の視界に元夫の姿が……。
元夫の目に知らない男の姿が映る……。
妻の新しい夫、兵士が妻の元夫であることに気付く。
 ↓
ただ黙って一晩の宿を乞う兵士。
歓迎する妻と新しい夫。

この設定を視線と沈黙とマイムで!
沈黙劇はかなり大変だ……。
設定を軽く補完しておくと、
元夫である兵士は幸せそうな妻を見て、翌朝黙って去っていく。
他にも色々設定はあるのだが、
今回はシンプルに歓迎の場で留めておいた。

<狙い&意識すべきこと>
action→reaction(action)→re-reaction(reaction)

アクションの連鎖、リアクション。演技のリレー。
リズム、視線、沈黙。
必要最低限の(大げさでなくストイックな)リアクション(反応)、マイム(所作)、動線(移動)。

メロドラマというと熱演してしまいがちだが、ここではそれは禁じ手!
メロドラマの型の前に、
どの時代にも通じる状況、人間性に特有な要素を発見し理解することが狙いである。

・戸を叩く際の心境。
・戸を叩く音に対する反応。
・立ち上がって戸を開けに行く動作。
・戸が開くのを待つ動作。
・兵士と妻、そして新しい夫がそれぞれの関係に気付くタイミング。
 ……etc

状況を組み立て、しっかりと表現できるように……。

<意見>
Aチームはすぐに動いてみていたから私は色々意見を出せた。
Bチームは配役をどうするかで時間をくってしまい、そこまで動けず。
Aの様子見をしていた感も否めない。
それでは時間がいくらあっても足りないぞ。
私はまったく意見を出せなかったはずだ。
Bチームには特にこの言葉を贈りたい。
考える前にとにかく動け!
動きの「意味論」より動くことに惹かれろ!

実にイタリア的だが……。

スタニスラフスキー・システムを重宝しているイギリスでは話し合いでがんじがらめ。
意味をなさない話し合いで多くの時間を消費してしまうこともしばしばあるようだ。

うちはスタニスラフスキー寄りでやっていたし、それを捨てるべきではない。
だが、今回の作品は、それだけでは通用しない域の作品だと思われる。
ルコック・システムの本質を掴むまでにはいかないだろうけど、
片鱗を感じてくれたら幸いである。
併用できるといいよね~w
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★無題
NAME: マリー
ルコック!大学でやった時は港で船上の大切な人を見送るってやつでした。ちなみに、一人でやるやつでした。

アクションとリアクションが巡るのが演劇だよ・・・と演出家の宮田さんと浅野さんも言ってました。
2006/10/21(Sat)22:29:22 編集
★ルコック
NAME: ファミマ店員
なかなか難しいですね~。
最初のアクションがリアクションを生む…、本当はいろいろ考えたいところですが、僕は他の人のアクションまで考えてしまうので控えます。黙って台本書いてます(-"-;)

関係性や世界観の話し合いは、今のうちはまだ稽古場で出来ますが、立ち稽古が入ってくればなくなります。その時どれだけ相手役と稽古時間外に話せるかがポイントとなります。性格も考え方も違うんだから対立は必ずあります。 けど、諦めずに根気良くアクションを起こして下さい。必ず何かしら返ってきますからね。

役もようやく決まり日曜から本格的に稽古が始まります、思ってるより時間はないです。気を引き締めて行きましょう。
2006/10/21(Sat)23:42:28 編集
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