演出ノート vol.17 09.03(thu)

【９月３日(木) 17日目】

P.19残り（0.4枚）と、
P.20の中盤近く（0.4枚）

ノーラの長ぜりのダンサブル・アクションに少々時間がかかった。
デリケートなシーンなので仕方ない。

第一幕は21ページまである。
あと1.6枚で終わる。

そしたら、
なんとなく引き継ぎを終えたリンデ夫人と、
代役でないノーラでミザンスやニュアンスなどを調整。

さらに、第一幕をスクラッチ通し。

“スクラッチ通し”とは。
①通しを止めながら指導。
②止めた部分の少し前から再び通し。
その無限ループのことである。

先へ進みたいが、その前にしっかり復習しておきたい。
第一幕を通してチェックしておきたいし。
虫の目から鳥の目に変え、一度俯瞰（鳥瞰）する必要がある。



○ 考察 ----------

リアクションを忘れるな。
というより、
その空間・時間を生きることを忘れるな。

「リアクション」＝「ただ動く・なんとなく動く」では決してない。
断じてない。そんなこと、許されるべきでない。

しかし、
相手が話してる時だって必ず何かしてるはず。

行動、とまではいかなくても
仕草、もしくは思考とか。

線や弧でなく、点である場合だってあるのだ。

何も考えてない場合だってある？
なら顔などに出るはず。
何も考えてないことによる、筋肉のゆるみが。

顔に出さないように、表情に出ないようにしてるかも？
ならそういう風に懸命に意識してるはず。
どこかしらにきっと何かのサインが出ているはず。
相手は気づかなくても（相手には見えてなくても）、
第三者（観客など）の視点からだと違うかもしれない。



○ P.S. ----------



チラシが無事届いた。３箱も＾＾；
早速、出演者に配布。
シンプルなデザインですが、
まずまずの出来、だと思っております。
客演さんの写真も載っけてあげたかったなぁ。

これから色々なところで、
我々のチラシが、折り込まれるのです。

願わくば、
より多くの人にちっぽけな我々を、知っていただきたいものである。



by RADY KESHY