泣ける漫画特集

いきなりはじまりました！
気分的にはじめてしまいました。

皆さんも漫画を読んで泣いてしまうことありますよね？

第一段は『はじめの一歩』
日本を代表するボクシング漫画ですね。
いじめられっこの一歩がボクシングに出会い、ライバルと戦って、《強さ》とは何かを発見していく大河ドラマ。

この前ちらっと読み返したんですが、思わず泣いてしまいました。

一歩にはじめての後輩ができる話。この後輩はいじめられっこで、一歩に憧れている。プロ試験合格後、家庭の事情で別れがきます。自分を変えてくれた人たちとの別れ。
泣きました…。

ロシアからの輸入ボクサー、ヴォルグとの戦い。 ヴォルグの戦う理由… お母さんの暖かいスープが飲みたい、ただそれだけだった。お母さんの治療費を稼ぐため、日本ボクシングに来たヴォルグ。一歩もヴォルグも、お母さんに育てられたと言う点で共通していた。
一歩との戦いで、自分がボクシングを好きなことに気づいていく。
そして科学的であり論理的なファイトスタイルも努力や根性という精神論へとうつっていく。
一歩とヴォルグの死闘は、一歩に軍配があがる。
やがてヴォルグもロシアへと帰らされてしまう。 一歩との空港での会話は必見。

そして一歩の初黒星。一歩の努力がはじめて、勝利につながらなかった瞬間でした。敗北の実感がジワジワと彼に押し寄せる…。

これはほんの十六巻から二十三巻の話。

幕ノ内一歩という、一見なんの魅力もないように見える人物。
しかし彼は、人を信じる力、努力、勇気で周りの人たちを惹きつける。 さらに頑張り続けるのは一歩だけでなく、登場人物皆も同じ。魅力的なライバルや仲間、これが八十巻を越える大作になってる直接の要因だろう。

何かにむかって必死に努力する。努力しなければならないそれぞれの背景。頑張り続ける先に何があるのか。
そんな直球ストレートな漫画であるため『はじめの一歩』は 僕に涙を流させるのだろう。

皆さんも、泣ける、笑える、痺れる漫画是非紹介してみては？

by全