迷ったがここだけに記す

昨日は特に演出助手であるトモハルがいて助かった。

だが帰り道、
その報告を受けてるとき、やや問題点が浮き彫りになった。


乳母さんは
凄くしっかり自分のことに集中して深入りしなかったようで
トモハルが「助かった」と褒めていた。

キャピュレット氏は
台本と別の部屋で睨めっこしてたので問題なかったし、
彼はそんなげすなことをするような人間ではない。
物事の本質を捉えるのに長けているように思える。


問題は
長１（初心者コロス）に集中砲火のようになってしまったことだ。
結構、モンタギュー君が凄いとのこと＾＾；

私の駄目出しに感染したのか、触発されたのか、不明だが……。
勘違いしないでほしいのは、私は褒め出しもしているということだ。

育てるというのはそういうことだ。

きっと彼は良かれと思ってやっているのだろう。
あ～、なんか流行語になりそうだ、この言葉……

人それぞれ、得意・不得意が存在する。
伸ばそうとしてくれるのは構わない。
だが時にそれは情報の氾濫となり、混乱を招くことになるかもしれない。
よって少しずつレベルを上げていかねばなるまい。


そして更なる問題点として、
長２（女子高生コロス）。

彼女は確かに器用だ、演技（身体的）という面では。
だが、長１（他人）の努力・日々の進歩に気付かない限り、
残念ながら役者としての己の進歩は止まるだろう。

長１と２は互いのコミュニケーションを取っていかねばなるまい。
特に稽古場での。

他の者はそれを温かく見守ってほしい。
時たまアドバイスをするのは構わない。
だが自分流の演技を教えて演出的領域を侵食するのだけは勘弁。
そのまんま鵜呑みにして、同じ演技をしようとする場合もあるし。
長老の杖持って歩く所作がかつてそうだった。翌日速攻駄目出したが。
今回はそこまではさすがになかったみたいだけどね。


もしこういう局面に遭遇したら、
このブログをチェックしてる人達で軽く注意してあげられたら
とても嬉しい。

より良い稽古場にしたいのです。



あと、ナベさんを褒めておこう。
これも聞いた話だが、
モンタギュー君に注意というかお願いしたみたいだ。

今回、結構煙草を吸う人が多い。
「煙草を吸う＝息抜き」ときっと思ってしまったのでしょう。
片手に台本、片手に煙草のナベさんに寄ってしまったらしい。
そこで一言。
「休憩の時は問題ないが、今は集中したいから」みたいなニュアンス。

まあ、その後、ナベさんのシーンでしたしね……。

帰り道、ナベさんが「さっきは御免ね～」って言ってる光景が見られた（笑



でもモン君はとても面白い子なんですよ＾＾
彼はスローの殺陣の時、牙突を……ry