本稽古：18日目

欠席、誰一人なし！
だがこういう日に限って
稽古場は狭く、時間も二時間半くらいしか出来ない（-_-；


「昨日のエクササイズをやりたい」との申し出がモン君からあり、
アイソレの代わりにそれをした。

集中と解放。

ついついテンパって顔に手を当ててしまう長１。
とにかく距離感のない長２。
そしてどちらも目が泳ぐ（＾＾；

他にも色々居るが……。

とにかく、このエクササイズは本質が分かる。

誰が自己中野郎で、誰が金魚のふんなのか。
誰が不安げで考えを変えまくるのか。
誰が器用にバランス取れてるか。

そしてこれは演技や稽古取り組み姿勢、プライベートにも言えることなのだ。
なんて恐ろしいエクササイズ！

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昨日と違って人数を奇数にしてやった。
５人ずつ×２組。
遅刻者も１人やがて追加して11人でやるはめになったのだが……。

５人だと、「２人＋３人」と「５人」の円しか出来ない。
だが実は「２＋（２＋１）」や「１＋４」ということが出来る。

１人を太陽として、他の人（複数の惑星）がその周りを公転するのだ。
ばらばらな場所で「２人組」と「（２＋１）人組」にすることも出来るが、もっとも美しい調和の取れた形となると、
宇宙の摂理・法則と同様に、
１人を中心に小さい円と大きい円が出来るはずである。

11人となると、指示出しもやるほうも地獄！
「３＋３＋３＋２」や「４＋４＋３」はまだましだが、
３を（１＋２）にしたり、
「１＋４＋６の調和型」にしたりするとさあ大変。

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コロスの演技イメージや私の提唱するING演劇理論のヒントになったことだろう。


その後、昨日通さなかったシーンをメインに通す。
「P.05～08中盤」と「P.10～16」

モンタギューにも乳母にも夫人にも共通する課題点は長ゼリ。
これは当然、大変なのだが、
とりあえず科白をしっかり覚え、イメージを膨らまして仕草をしっかり！
乳母も夫人もミザンスが甘いのは結構前から思ってはいたが、
これも是非克服してもらいたいものである。
あとブレス（息継ぎ）の間。
これは他の人も同様！

さてさて、
ジュリエットはかなり大変だ。
ブレスの間がやはり気になるが、いつも怒られる部分はだいぶ良くなってきている。
だが、その前の部分で今日は激しく怒られた。
正確にはいつもの部分が出来てきたからこそ、演出的に欲が出たわけだ。
シーン自体をより進化させたかったのである！！
もし今日配った門外不出のING演劇理論を体現することが出来たなら、私は死んでも本望である。
とにかくぼろ雑巾になって、あまりにぼろぼろで糸くずが出始めてもやってほしい。
お前の糸くずくらいは拾ってやるぜｗ


残り時間が30分もなかったわけだが、
ジュリエット＆乳母のシーンを終えることが出来た。
やや強引ではあったが……。

結果、約1.5枚！

もうすぐ、唯一の出番であるティボルトのシーン！！
すぐに死ぬがなｗ


そういや、ナベさんは昨日の調子悪い演技をリベンジすることが出来た！
代わりに乳母さんが同じような状態に……。
モンタギュー君も軽い症状だが似た感じやったな。
そういう日もあります。
大丈夫。やれることをやりましょう。

皆さんも他人事ではありませんぜ？
気を引き締めて頑張ろう！！！