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近さんに急遽電話し、午後七時から始まるミュー研の芝居を観に行きました。江古田ストアハウスへ……。

えっ? 正式名称で呼べって?
日本大学芸術学部文化部連盟ミュージカル研究会ね。(←長い)

芝居タイトル「ALICE IN WONDER WORD」

てっきり「不思議の国のアリス」だと思ってたんだけど、
WORLDではなく、「L」を抜いたWORD……、やられた!w

チラシの煽り文「コトバで遊ぶって、むずかしいよ」が目につく。
いやいや、ちゃんと遊んでる(遊べてる)し、(私が)遊ばれたぁーーー

仕込みお手伝い結局お呼ばれしなかったんで、行かなかっただけに心配だったけど、何とか形にはなってたので良かった。


装置はいつもと趣向が違って面白かった。
芝居の雰囲気に合っていた。
でも改良の余地は全然有りかな。
装置自体の趣向というか精神は良かったんだけど、役者の見切れ&見栄えをもう少しどうにか……。


芝居内容自体は言わんとしてることが凄く分かった。
分かったが難しい。

いや、うちの劇団の芝居も「難しい」と言われたり、逆に「そんなに難解って言われるんですか」と憐れまれたりするけど、そんな感じで人それぞれだったんだろうなぁ。
少なくとも私には充分伝わった。
まぁ、それも自分なりの解釈なんだから、100%伝わったとは言えないけどね。そういや近さんは分かったのかしら……、まぁいいかw
「ミュージカルだし、そんな小難しいことやらんでいいよ」なんて言われたら切ないだろうけど、個人的には好みよw
俺に好かれても仕方ないか。

観てない人は全く分からんか……。
う~ん、何だろう……、珍しく哲学というか。
そこまで哲学ではないんだけど、ほら、
ある種、童話とかって子供だけの読み物じゃないじゃん?
なんか奥深いっていうか……。
そこまではさすがに到達出来てないんだけど、
いつも物語ありきっぽい作品が
今回はテーマというか作家の色が前面に出てたっていうか……。
俺は好きよ(←しつこいね)


劇形式は劇というよりショー的な感じがした。
でもそれならもっとエンターテインメントしても良かったかなぁ。
きっとあくまで芝居としてやりたかったのかしらね。
哲学をエンタメ化したら訳分からんもんになるもんね。
うちの芝居みたいにw


役者六人。新入部員(一年生)がそのうち四人!
男の子も女の子も元気いっぱいで独特の個性の持ち主が揃ってて良かった。
技術的に言えば演技は充分胡散臭いんだけど、その胡散臭さがいい
リアリズムじゃねーし、いいんでない?
うちの芝居もだけど、
どうも何でもかんでもリアリズムを求めたがる人(決まって演劇同業者)には分からないんだろうなw
圧縮芸術。空間も時間も圧縮した表現として捉えてるから。
等身大の芝居ならまだしも、そうでない芝居に求められても……。

中にはちゃんと分かる同業者も居て、そんな人を見ると驚いてしまうくらいなのよ。
で、ぶうぶう言う同業者の芝居を観に行くと、大体言ってたことが出来てなくて痛い……っつーことが良くある。
名前は伏せとくね、営業妨害になるからw


初日(土曜)に観たんだけど、表情とかまだ少し固いから
そこんとこだけ気を付ければとりあえず役者さんはいいんでないかな。

無料公演ですし。

あっ、あとBG
ナンバーの曲より何気なく流れていたBGのほうが好き!
いい曲書くねぇ~^^
うちに曲提供してくれ~~~w(←半分以上本気)

新しいミュー研が出来つつあるようで嬉しい。
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