6月15日 小屋見＆会議

次回の公演場所となるpit北／区域へ劇団員全員で入金をしに行くついでに小屋見へ。

客席に背もたれがついて、クッションがリニューアルされ座り心地がアップされてました！

舞台上に上がらせてもらって、ちょこっと動いてみたり声を出してみたり。

少しこの前の感覚が蘇ってきたり。吹き抜けがあり、客席が二方向ある独特な舞台。
そうそう前回やって思ったのですが、ヘソに立つととっても気持ち良いです(笑)
小屋見の後は場所を移して会議。

まずは次回の演目について。古典シリーズと銘打ってある通りに何にしようかとあれこれ。

どうも「〇〇の〇」になりそうです。あまりに有名過ぎて〇を一つでも埋めたらネタバレになりそうなので、ごめんなさい(>_<)

全からあらすじを説明してもらったり。おお、これをING色に染めるのですか。何かすごそー。


それから。
長い、長い会議でした。

演劇とは
己を知り、他者を知ること
でもあります。

時にその作業は苦痛を伴います。人間の本性を炙り出し極限状態を追体験するのだから。

綺麗な発声と流暢な滑舌。訓練された肢体。

それだけじゃ足りない。

キレイな涼しい顔で
恐怖を憎しみを怒りを嘆きを狂わんばかりの感情を表出するなんて不可能だ。

声が枯れて、身体が疲弊しきっても、
魂の熱量と存在は変わらない。

ぶつかり、擦り合わせ、すり減って、冗談のようだけど命を削る作業です。
脚本も演出も俳優も。

だから昨日は終電ギリギリまで(ぶっち切った人もあり)話したんだと思います。

いよいよ明日からワークショップです。がんばるぞー。


by中山