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【8月23日(日) 7日目】
復習。
ノーラとヘルメルのシーンのみ。
P.1中盤からP.4中盤まで。
ノーラは少しの間、衣装着て動く。
かつてこんな衣装着た「人形の家」は上演されたことないはずw
本人曰く、「クーラーかけても熱い」とのこと。
そして私と全様の感想は「パンツ丸見えサービスサービス♪」
実際お嬢はジャージ穿いてたけどw
一瞬、クログスタを見る。
以前軽くやった登場シーンである。
歩き方、表情について。
やけにさわやかだったんで色々注文しといたw
ヘルメル役の全様と話したときに出た言葉を記しておくとする。
あくまで抽象的イメージな^^;
クログスタは「ドロドロ」「陰湿」「重い」「粘土状の土」
ヘルメルは「流動的」「砂」「でもノーラのようにふわふわしてはない」
ノーラは「風」「軽やか」
こんな話が出たのも、全様があることを恐れていたからだ。
それは、
特殊な衣装のせいで若々しく見えすぎてしまうこと。
戯曲の会話文に自然と出てくる過去話を捕らえすぎると渋くなること。
そのギャップをどう埋めていくか。
これを攻略する鍵は、
「ダンサブル・アクション」にあると思うと言っておいた。
外国身体言語+日本言語の例の話。
vol.06参照のこと。
○ 考察 ----------
さて、
前日出た駄目出し、
そして、再び出た駄目出し。
「音量と音圧は違う」
「ノーマライズとコンプレッサーは違う」
「俺が求めてるのはコンプ。音圧」
そんな謎の言葉について補足しておく。
ノーマライズは、
音質(周波数特性や音圧感、歪み量など)が変わらないため、
素材などの一時的に音量を上げる場合に有効。
ただし小さい音は大きい音と同じくらいは上がらない。
「大きい音を50、小さい音を10」とすると、
限界値100にするのに
大きい音は50×2で限界値「100」。
同じ比率で小さい音も上がるので、10×2で「20」。
「大きい音が100、小さい音が20」になった。
差がより大きくなっちゃったでしょ?
これは音楽の話なんで、演劇的解釈にすり替える。
なんとなく分かった人居たかしらん?
それはね、
かなり耳障りってことなの。
「全部張ればいいってもんじゃない!」
「問題ない声量が叫び声になってうざい。しかもそれに疲れて、小さな声がちょっとしか上がってないじゃないか!」
「大きな声と小さな声に差があまりにありすぎて、聞き取りにくいぞ!?」
きっとこう俺に怒鳴られる^^;
「じゃあどうすればいいのよ!」ってなるわな。
その答えが我々の劇団用語、コンプレス。
例によってまず音楽で使う、コンプレッサーについて。
最大音量を「100」として、
基本音量は「20」とか「40」ばかりだとする。
時たま「100」の部分もあるとする。
この時、ノーマライズをかけても
最大音量「100」が既にあるため、小さな音量も変わらない。
そんな時、コンプレッサーを使うと非常に有効。
「大きい音を圧縮して小さい音を伸張する」効果があるからだ。
私の提唱する、演劇的というか発声的コンプ。
この利点は、「語尾消えする音の延命が出来る」ということ。
また、「芯のある音を生み出せる」ということ。
音楽的に言えば、
「持続音の音圧をかせぐことで、
フレーズがはっきり聞こえたり、迫力・パワー感が増す」ということである。
まああとは、ボーカルにそれ使うと、
囁くような歌唱パートと、力強い歌唱パート、
その音量の格差をそれほど違和感なく縮めることが出来る、とでも思ってくれればいい。
ほんとはもっと色々あるんだけど、
細けーことはいいからとにかくその技術を使い切って、
より良い役者になってくれってことよw
by RADY KESHY
復習。
ノーラとヘルメルのシーンのみ。
P.1中盤からP.4中盤まで。
ノーラは少しの間、衣装着て動く。
かつてこんな衣装着た「人形の家」は上演されたことないはずw
本人曰く、「クーラーかけても熱い」とのこと。
そして私と全様の感想は「パンツ丸見えサービスサービス♪」
実際お嬢はジャージ穿いてたけどw
一瞬、クログスタを見る。
以前軽くやった登場シーンである。
歩き方、表情について。
やけにさわやかだったんで色々注文しといたw
ヘルメル役の全様と話したときに出た言葉を記しておくとする。
あくまで抽象的イメージな^^;
クログスタは「ドロドロ」「陰湿」「重い」「粘土状の土」
ヘルメルは「流動的」「砂」「でもノーラのようにふわふわしてはない」
ノーラは「風」「軽やか」
こんな話が出たのも、全様があることを恐れていたからだ。
それは、
特殊な衣装のせいで若々しく見えすぎてしまうこと。
戯曲の会話文に自然と出てくる過去話を捕らえすぎると渋くなること。
そのギャップをどう埋めていくか。
これを攻略する鍵は、
「ダンサブル・アクション」にあると思うと言っておいた。
外国身体言語+日本言語の例の話。
vol.06参照のこと。
○ 考察 ----------
さて、
前日出た駄目出し、
そして、再び出た駄目出し。
「音量と音圧は違う」
「ノーマライズとコンプレッサーは違う」
「俺が求めてるのはコンプ。音圧」
そんな謎の言葉について補足しておく。
ノーマライズは、
音質(周波数特性や音圧感、歪み量など)が変わらないため、
素材などの一時的に音量を上げる場合に有効。
ただし小さい音は大きい音と同じくらいは上がらない。
「大きい音を50、小さい音を10」とすると、
限界値100にするのに
大きい音は50×2で限界値「100」。
同じ比率で小さい音も上がるので、10×2で「20」。
「大きい音が100、小さい音が20」になった。
差がより大きくなっちゃったでしょ?
これは音楽の話なんで、演劇的解釈にすり替える。
なんとなく分かった人居たかしらん?
それはね、
かなり耳障りってことなの。
「全部張ればいいってもんじゃない!」
「問題ない声量が叫び声になってうざい。しかもそれに疲れて、小さな声がちょっとしか上がってないじゃないか!」
「大きな声と小さな声に差があまりにありすぎて、聞き取りにくいぞ!?」
きっとこう俺に怒鳴られる^^;
「じゃあどうすればいいのよ!」ってなるわな。
その答えが我々の劇団用語、コンプレス。
例によってまず音楽で使う、コンプレッサーについて。
最大音量を「100」として、
基本音量は「20」とか「40」ばかりだとする。
時たま「100」の部分もあるとする。
この時、ノーマライズをかけても
最大音量「100」が既にあるため、小さな音量も変わらない。
そんな時、コンプレッサーを使うと非常に有効。
「大きい音を圧縮して小さい音を伸張する」効果があるからだ。
私の提唱する、演劇的というか発声的コンプ。
この利点は、「語尾消えする音の延命が出来る」ということ。
また、「芯のある音を生み出せる」ということ。
音楽的に言えば、
「持続音の音圧をかせぐことで、
フレーズがはっきり聞こえたり、迫力・パワー感が増す」ということである。
まああとは、ボーカルにそれ使うと、
囁くような歌唱パートと、力強い歌唱パート、
その音量の格差をそれほど違和感なく縮めることが出来る、とでも思ってくれればいい。
ほんとはもっと色々あるんだけど、
細けーことはいいからとにかくその技術を使い切って、
より良い役者になってくれってことよw
by RADY KESHY
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