【半年後の（笑）】伊藤【第三弾】

すまない…

あえて他人にではなく、半年後の自分、おまえにこれを残す。

理由は、半年後に俺が空の下にいて、こんなこともあったなと笑っていてほしいという希望を残しておきたいからだ。


俺は今から罪を犯す。

まだ今は内容を話すことはできないが、ちょっとした変革を起こそうと思う。

女が泣くかも知れない。半年後、お前に彼女がいないのは俺のせいだろう 。
まぁいつもいなかったけどなって、黙っとけ！

なんてことはさておき、またこれを読めるのだろうか。

不安だ…

でもやらなければならない。わかって欲しい。


どうだ？幸せか？もしそーでないなら、逃げ切れたか。

隠れるには半年くらい必要だろう。

実は今、店であるものを買ったところだ。

まさかこんなものを使うなんてな、泣けてくる。

おまえ、笑ってくれ。
なんであん時そんなこと思いついたんだ。全然使わなかったじゃん。って呟いてくれ。

そんなことを想像することだけが、唯一心を軽くしてくれる。

最後に笑っとこ。

ははっ。

半年後はどうだ？

俺がおまえに会うことなんてできるわけないけど、半年後を想像することで、今の俺の未来があることを証明することができる。

くだらないことを、ただくだらないと言ってる俺が… ここまでた。奴が出てきた。

この文章は証拠になってしまうが、俺の未来のために、あの場所に隠す。

逃げ切れ！ そしてあの場所で…

by全