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日曜深夜にバスで名古屋へ向かい、月曜に観劇して深夜にバス乗って、火曜朝に帰宅、バイト。水曜バイトして劇団W.S.に出てから深夜バス。木曜、名古屋で夕沈のダンスワークショップに参加。

うん、我ながら狂ったスケジュールで幸福です。


だって、どうしても観たいし参加したいんだもん(*´∀`*)


そいで、月曜に観劇したことをちょろりと。

都市と芸術と祝祭をコンセプトに(確かそうだった)三年に一度に開かれる「あいちトリエンナーレ」。
その作品の一つ。

あいちトリエンナーレ2010共催事業・七ツ寺共同スタジオプロジェクト
「りすん」
原作 諏訪哲史
脚色・演出 天野天街


天野天街の演出で夕沈が振り付けするので見たいと思い。東京には来ないらしいので。じゃ行くか、名古屋。とするっと決断。

この決断、結構周囲の人を驚かせたみたいです(笑)

全記を道連れにしました。彼は原作である小説も好きなようで、自分の中でも数少ない好きな作家の1人だと言っていたっけ。

私はその小説を全く読んだことがないんだけども、地の文が無くて台詞だけなんだそうです。実験的な小説を書く作家だそう。

ま、胸を膨らませていざ観劇。中に入って衝撃。七ツ寺共同スタジオが予想よりも小さくてびっくり。なのに大入り満員、開演時間になっても客足が絶えない。
や、よくお客さん全部はいったなぁ。


舞台は病院の一室、カーテンで仕切られたベッドの上には入院している妹、傍らには兄。

出鱈目に歌うビートルズ、繰り広げられる会話、会話会話。

繰り返され意味が変化していく言葉、ループする時間が進み変化し境界が曖昧になる。

全てが絶妙なバランスで成立している。

兄妹の会話がエキセントリックで美しい。

とんでもないことが起きているのに、それが普通にみえてしまう不可思議。

会話に内包されたモノが
琴線をチクチク刺激する。
幕切れ。兄が1人舞台上に立っている。客席から妹の声「ポンパッ!わたし、そとにでれたよ」

このラストが幸福な結末なのか残酷なのか、悲しいのか、切ないのか。

分からないけれど、胸にこみあげてくる『うわ~っ』て気持ち。

頭で理解するのでなく肌で感じる舞台である。

衝撃の2時間10分。
とんでもないものを観てしまった。

この良さをどうにか伝えたくて文字に書き起こしてみたけれど、うーん。言葉で明確に説明できないのがもどかしい。

あのね、でも。
名古屋まで足を伸ばした甲斐がある、素晴らしい舞台だったのです。それは間違いがないのです。


by中山
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★無題
NAME: ラディー
そうそう、
彼の作品は文句なしで素晴らしい。
そして今回は、
少年王者舘として、ではないんです(笑
出演者やスタッフさんはほぼメンバーさんでしょうが^^/
2010/10/28(Thu)00:15:56 編集
★とりあえず
NAME: 全
肺が動くぐらい涙が出るよ。

多分二時間十分こえたよね(笑)

作品と演出家がマッチしてるね。

スズナリでチラシを見た時、隣にいた敬太を叩きながら喜んだもんなぁ。
2010/10/28(Thu)00:30:37 編集
★行った甲斐がある
NAME: ともはる
タイミングもあるだろうけど、そんな舞台に何回出会えるだろうって考えます。

良かったっすね。
2010/10/28(Thu)06:02:26 編集
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