本稽古：19日目

欠席：乳母

かなり時間をかけてW.S.エクササイズを……。


★ 久々のアイソレ。


★ ここ数日やっているエクササイズ。
今回は主に
「一回ぐしゃっと集まってそこから再び離れて円を作る」ことをやった。
離れて全員で一つの円を作るのはまだ楽だが、
どうしても二人一組とかになってくると難しい。


★ ミザンスのバランスの取り方について軽く話。
舞台のミザンスの決め方、バランスの取り方のようなものを。
裁判や演説・口喧嘩などの例を出しながら。

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１人が演説している。（へそに立ち、正面芝居）
そこへ別の立場の人間が１人入ってくる。対峙し喧嘩が始まる。（横並び、相手に向いて芝居）
更にそこへ１人の仲裁者が入ってくる。対峙していた二人は一旦離れる。（仲裁者をセンター奥にして二等辺三角形）
最後にギャラリー２人が入ってきて、各主張を聞いて右翼・左翼に分かれる。
仲裁者は中立で事態を収拾しようと、へそへ出てくる。
時既に遅し、上手前・奥、下手前・奥の四隅から睨まれ、仲裁者はへそで立ちすくむ。

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もしこの仲裁者が絶対的権力の持ち主であったならば、そこで声を荒げるだろう。

そう、大公のように……。


★ パントマイム的なものを一つ。
「自分の身長より少し高い（背伸びして届く）壁を昇って、向こう岸に降りる」
身体の動きを分析し、棒人間で表現出来るくらい単純化することが必要だ。
一人ずつ見ていき、ラストに私が見せ方のコツなどをレクチャーしながら実演した。
団員数人が「ここまでアイソレを使ってくるとは……」みたいなことを言っていたので、「アイソレが出来るのが良いのではない。それを駆使してこそ意味あるのだ」と私は発言した。


いつのまにか残り二時間くらいしかなかった。


【新シーン】R・J・神父
ロミオ、第一声でしょっちゅう止めた。
ただ怒鳴れば、張り上げればいいもんではない。
動きにつられて科白が流れていたので注意。
爛々とした表情が少しだが出来てきた。
ちょっと気を抜くとNGになってしまう。しっかり！

ジュリエットはこのシーンはなかなか悪くない。
だが現れ方、もっと可愛く……。

神父のリアクションが微妙。
新しい人物が入ってきたらその瞬間に空気は変わる。
石のように表情など変化しないのはいかがなものか。
空気変わる前のリアクションもずたぼろ。
スタニスラフスキー・システムのサブテキストについてしっかり思い出せ！


前回お世話になった音響さん（個人的にお気に入りの子）が来た。
また絡めて凄く嬉しい。元気そうで何より！
かなり無理難題を出したが、期待して待つ（笑
本人もやる気満々か!?

てことで世界観を知ってもらうため、通した。
つい先ほど練習していたシーンまで。
乳母は私の読みで。
P.01～P.19前半
約30分！

あまりにふがいなかった。
今回の芝居は通して見ても飽きなかったが、今日初めて飽きた！

テンポ最悪（早すぎ遅すぎ）・コロスばらばら・科白とちり多い・何度もしている指摘がいつまで経っても直らない

久々に激怒した。
団員・客演関係なく、ブチ切れた。

予定としては、約35分になると良いなぁ……。