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【9月6日(日) 20日目】

引き続き、リンデ&ノーラ
P.6真ん中ら辺から、P.9真ん中ら辺まで。

なかなか進まず。
明日は、とりあえず先へ、二幕に入る。

くそぅ!
うまい稽古進行を考えねばやばい……。

先へ進むと復習出来ない。
復習すると先へ進めない。
残り34枚あるのに、
1日1枚ずつやっても終わらない。

プロがよくやる演目だものな。
一日何時間も稽古して。

うちらは一日三時間……。

稽古外で各自どれだけやれるか。

ここが勝負の分かれ目!!!



○ 考察 ----------

相手の位置・距離感など掴んでますか?

これはシャドーの際の注意点。

掴んでないと、やっていてもあまり意味がない。
相手を意識しなければ、ただのセリフ憶え・動き確認になってしまう。
そんなのは各自家でやることだ。
稽古場でやることではない。

問題になったシーンはこちら。

【課題】
お菓子を禁じられてるノーラが、お菓子を皆の前に出す。
ランクは「禁止のはずでは?」と尋ねるが、
ノーラは得意の嘘で平然と、愛嬌たっぷりにごまかす。
「これはリンデがくれたの♪」
このノーラの嘘にリンデは慌てるばかりである。

【動線】
Aの周りを回って、Bのもとへ駆け寄る。

【質感】
一匹のリスが居る。
Aという木の周りを跳ね回り、
その木からぴょこっと顔を出し、
Bという木の実を見つけ、
ちょこんとそこで立ち止まる。

【解説】
ノーラのアニマル設定、仕草はリス、声はヒバリ。
戯曲で、
ノーラの夫ヘルメルが彼女をそう呼ぶシーンがあり、
そのまんまそれを拝借。

リス=ノーラ A=ランク B=リンデ

上機嫌にランクの後ろを通り、
ランクの背後から得意げに顔を覗かせ、
すぐさまリンデにばっと近寄る。



○ 感想 ----------

『役者こそ究極の舞台装置』

かつて僕は声を大に言い続けた。
今でもそう思っている。
だから、うちには舞台美術(大道具)と言ったものが一切ない。
それを排除し、役者の肉体のみで勝負してきた。
もう5年以上も。

ただ張りぼてのようにある美術など要らんわい。
道具(小道具)もろくに扱えぬ輩が多いしな。
見苦しいわい。

賛否あるだろうが、
とにかく、それくらいの覚悟でやってきたわけだ。

芝居慣れした手練れの客演さん(事務所所属)でさえ、
「この劇団の舞台に立つのは恐い」だとか、
「君達は修行僧だ」とか言うくらいだ。

今一度、しっかり取り組むべし!!!



○ P.S. ----------

とは言え、
そろそろ、良い舞台美術家と組みたいものである。
むしろ建築系のがいいかもしれんが。
現代美術・アート系、空間演出系の人と。

まあ、一回だけ豪勢に、クレイジーな美術を頼み、
体現してくれた猛者が居たがね……。

うふふ……

結構前の作品だけどね。
第五回公演「喫茶カーニバル」
2006年6月18日(日)夜
千秋楽 in 池袋小劇場

第五回公演「喫茶カーニバル」オープニングダンス/劇団『ING進行形』

第五回公演「喫茶カーニバル」クライマックス/劇団『ING進行形』



by RADY KESHY
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★無題
NAME: ともはる
日常の何気ない行動も舞台の上だと、戸惑ってしまう。

【歩く】ってことがなんて難しいだろう~
2009/09/09(Wed)08:58:26 編集
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