演出ノート vol.12 08.29(sat)

【８月29日(土) 12日目】

途中、絶望的なアクシデントがあったものの、
P.12の残り（0.3枚）を終わらせ、
P.13からP.14の真ん中まで完了。

ヘルメルがリンデと接触し、
ランク含めた三人で屋敷を出るところまで進んだ。

この次は、
残ったノーラのもとへ子供達が現れる場面。
そして、子供が去った後はすぐにクログスタ。
とうとう、来る、悪夢のきっかけが……。

さて、アクシデントとは……。
えー、初歩的なミスですよ。

劇中で、ぬいぐるみを頻繁に移動させるんですが、
今はマイムでやったり、
施設にある小さなぬいぐるみを拝借してやってる。

そのせいでシーンの途中からやると、
ぬいぐるみが８つあるので大変なことに。

とうとう、演出助手が居ないと困る事態になってしまった。
これまではそんな芝居をやってなかったので問題なかったんですよ。

この事態は嬉しいことではあるのだが、
今はそんなことで喜んでられない。
死活問題だからだ。

「記録」というものはとても大事だと再認識。
記録してだけで満足しても困るのですがね。

でもなんだかんだ、約1.8枚進んでよかった。



○ 考察 ----------

無対象芝居はNG。
誰に対してベクトルを働かせるのか。

他人だけでなく、自分（内面）にかもしれない。
その時の目線・視線は？

客席のほうを向いていても、
異化の演技でないのなら、そこに観客は存在していない。
物語の中に観客は居ない。

己がその時何を捉えているか。

しっかり意識してください。



by RADY KESHY