今日の朝６時ジョナサン

あの本番から一週間経ち・男二人は机を囲む。


『とりあえずドリンクバーで』

とりあえずとは言ったものの、次に頼むつもりなんてサラサラない。
なぜなら下の【すき家】で食事をすませて来たからだ。
とはいえ、タスマニアビーフの香りには腹を刺激された。（セットで1400円くらい。少し手に余る…）


『………』

いつもながら嫌な間が続く、今回はお店だけあって【ニャオーンとかワンワン】等の動物ボイスは出せない。（まわりのお客様から苦情が来るからね）


『もう一週間経っちまった』

経っちまった？
そうか彼の中では【もう】の世界なのか。（内心・マジか！？ってサブテキストを表情に出さず）

『そうだね』

と、同意。
それから朝の６時まで眠気を堪え話し合う。
ここで気がついたんだが眠気にはコーヒーと言うが、
ホットよりもアイスの方がドーピングになることが判明。

それにしても終始気になる肉汁の匂い。（昨日だけでタスマニアビーフは一体何㌔㌘食べられたのだろうか？）


『………』

再び沈黙。
神は降りてこない、沈黙を続けるばかり。（『OH MY GOD』と叫びたい衝動を堪え、外を眺める。むしょうに散歩したくなるが相方に悪いので却下）

コーヒーは何杯目か忘れた。
腹はタプンタプン、でもドーピングのために飲む。

しかし、タスマニアビーフは気になる。というか大人気でした。（皆頼みすぎ）


『タスマニアってオーストラリアにある島らしいよ』

『タスマニアデビルがいるところ？』

『そうそう』


そーいえばそんな強そうな動物いたな、ということはタスマニアビーフも結構獰猛なのか？草食なのに？
しかし、黒っぽい牛ってのは確実だろうと思っていたら朝になった。


世界は黒から白に変わる。
僕らの頭も真っ白さ・ジョー。

『…立てません』

帰宅決定。
ジョナのオネェさんさようなら～。
そしてタスマニアビーフよ、さよオナラー！
（イタチの最後っぺって本当にあるのかな？）

【追伸】
気を開放しろ！！
ハァァアアア～




ともはる