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冨士山アネット「家族の証明∴」
主宰:長谷川寧(29)
場所:池袋小劇場

終演後のレセプションにて
情報げっとw



アジア舞台芸術祭に出品した作品(15分)を1時間にしたものらしい。

最初は付け足していこうとしてたようだが、
やはりほぼ作り直しとなったようだ。

最初は30ページほどの台本があり、
普通に台詞を発しながらの演技をする。
役者に勝手にやらせる。
そこからテコ入れし、
ある演技のパーツを大きくさせたりするらしい。
そうこうするうちに台詞を排除し、
身体言語のみで作られた作品となるようだ。

一日の稽古で30秒分しか進んでないときもよくあるとのこと。
(ここにうちらの仲間がいたw)

演劇側にもダンス側にも嫌われる、
板ばさみ的状況で
日々模索しているとのこと。

世田谷Pの小さい稽古場で最低1ヶ月間。

台本がなかなか上がらないうえ、
作風が作風なので、
よく文句言われるとのこと。

今回、1時間の作品だったが、
いつもは50分くらい。
これ以上、伸ばすことは肉体的に無理。
いつも残り15分くらいのところで限界突破が始まるとのこと。
今日なんか2回もやらなきゃならんって
朝思っただけで絶望したとのこと。

利賀フェスに一度出たが苦い思いをしたようだ。
閉鎖的コミュニティーに用はない、的なことを言ってた。
ううむ……
トラディショナルな活動が好きなら問題はないかもしれんが、的なことも言ってた。

ク・ナウカの、宮城聡さんに
「海外に行きたいの?」と言われ、
「はい」と答えたら
「方法は二種。一つは、シルク・ド・ソレイユのような超絶技巧。もう一つは、自分のメソッドをしっかり築き、30歳までに代表作を1つ作ること」と言われたようだ。

女性も人を抱え(支え)たり、転がったり(後ろ肩まわり)。
皆、走ったり、跳ねたりしてた。
スローモーションはそれほど使用してない(印象にない)。
相手のアクションのエネルギーを受けたり流したり、
色々と有効利用し、
自分のアクションへ移行させてた。
まさにRe:アクション。

うちの劇団でいうところの、パフォーマンス力学そのものであった。
色々と共感できる愚痴?のようなものを主宰さんなどから聞けてとても有意義だった。
他にも色々あったんだけども、
書くとまずいこともあるんでこれが限界であろう。

本当に、興味深く拝見。
そして共感&勝手に勇気づけられたw


メモ

プロジェクターは3台(一つは吊り)。
リアルタイム映像を送るカメラは2台。
ノーパソ2台。

待機場所は両サイドにあるが、捌け口として使用したのは上手のみ。
そもそもアゴラ用に作ったため、その劇場の作りにあわせてそうなったようだ。

アゴラ劇場でやる前に、プレビューとして池袋小劇場でやった作品を私は観た。

池袋小劇場は高さないため、色々とやりたいことが出来なかったらしい。
アゴラのほうがアクティング・エリアは狭いらしいが、高さあるから良いみたい。

これまでやりやすかった場所としては、
シアタートラムや川崎アートセンターらしい。

その逆はスペース・ゼロなどの、
奥行きがなく、横に流れてしまう空間のようだ。

うむ、激しく同意。

今回は五人での作品だったが、
大勢を使ってみたいらしい。
だが、捌き切れないだろうなぁとも言っていた。

これについても以下同文!!!


by 演劇死神
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★因みに
NAME: ともはる
この作品はアゴラでやってます!
2010/03/04(Thu)21:00:32 編集
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