春に向かって、ドラァーッ！

大学生になってから毎年、今の春休み期間は二十本から三十本の映画を借りて見てました。

もう卒業なので春休みというのかわかりませんが、今回は小説に挑戦してみようと、何故か思いました！

すでに何冊か読み終えてますが。 ついに昨日あの本を読み終えました！！ 発売日に買ったのに、稽古と本番で読めなかったんだよぉぉオー。


いぃやぁー！面白かった。

トモハルさんの好きな康一の視点で文章が書かれてるところもありました。

乙一の荒木リスペクトなのが文章から伝わってきました。僕も思わず笑顔。

康一のスタンド(エコーズ)を見たことない人のために、トカゲのような姿をしているって文章に書いてあって笑った。確かにトカゲっぽいな、みたいな(笑)


文章だけで、ジョジョの独特の雰囲気やスタンドを伝えるのって大変だろうなぁって、読みながら関心してました。

漫画と同じくらい、スタンドがうまく使われてて、読みながら拍手でたからね。

今回の相手は蓮見琢馬ってイ丈助(じょうって漢字が常用漢字じゃないらしくて出てこないから作った。ジョウスケって漢字で書けねーじゃんこの携帯、クレイジーダイヤモンでボコボコにしてやんよ)
の一個上の先輩なんですが、吉良吉影ほどのインパクトはなかったけど(だって吉良はやばいもん、ハンパないもん。そのうち吉良の魅力をみんなでブログで語りましょう。) ひとりの青年の復讐劇にはぴったりの人物でした。

その復讐って根拠が、彼の存在感を弱める要因な気がしますが。
面白かったです、まじに。

突然ですが、蓮見琢馬は次のことを口にします。

もしも人類史上、究極の小説があったとしたら…その小説で、人を殺せるかもしれないな。

ドキッとする、セリフ。少し時止まりましたよ。
自分の自伝を他人に読ませて、人殺すんですよ彼。

もう一つ。康一が最後に叫ぶセリフで少し泣きそうになりました。


遠くへ！遠くへ行くんだ！運命も追ってこない遠くへ！

この言葉をエコーズに渡して、バスの女性に届ける。

泣けるね。

康一って初めと最後おいしんだよね。

この２つを紹介したくて、このブログ書いたんだけど、長くなってしまいました。


乙一のジョジョは、スタンドが本の能力。で読者も本を読んでるって点がおもしろい。装丁もそのスタンドの本と同じになっている。
だから漫画より、小説に適した内容だったと僕は思う。

去年ジョジョ二十周年だったからか、よく耳にします。
フジファブリックもなんかジョジョオマージュみたいな曲作ったみたい。

俺もジョジョをモチーフになんか作ろうかな…


稽古場でなるべくジョジョ立ちをするようには心掛けてるんだけどね。

by ジョジョ立ちの全