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卒制最後のOFFで、地元の友人と見に行きました。
私のリクエストで。
「時をかける少女」
監督 細田守
美術 山本二三
音楽 吉田潔
公開時からずっと、ずっと見たかった作品。
筒井康隆原作のジュブナイル小説です。
2006年夏、高校2年生の紺野真琴は些細なきっかけで、確かな記憶の過去へ飛ぶ能力『タイムリープ』を手に入れる。
都合に合わない事があれば過去へ戻ってやり直す、人生がより楽しくなる真琴。
けれど、やり直した所為で生まれる新たな現実、逃げちゃいけなかった過去。新たな現実により、友人を危険にさらしてしまう。より厄介になってしまった現実を何とかすべく、真琴は飛ぶ!
まず、ヒロインの真琴の制服が、都立高の全ての制服を調べてその平均を出して、どこにでもいる女の子を表わすとゆう凝りよう。
同じく、アニメなのにめっちゃロケハンしてて背景がすごくしっかりしてる。
ヒロインの叔母が美術館勤めで、その美術館の内装・外観がまんま東京国立美術館。上野公園の噴水がよく出てきて、それだけで何か感動。
ヒロインの住む坂道の多い下町の家は文京・台東区のいいとこの家で。
タイムリープや色々で重要だった、夕焼けに染まる土手の雰囲気はまんま荒川土手なんすよ!私、えらい興奮しちゃいますよ。
飛ぶって事で俯瞰が多くて、よくあった学校の屋上がめっちゃ高校の屋上の景色と一緒で。
高校の夏休み、部活の個人練でよく屋上で陽射し浴びて汗流しながらそこにいました。ふとて見ると、遠くに都庁が見えて、でも見える景色のほとんどが住宅街で何処か健康的な不夜城みたいな矛盾を抱えたノスタルジーな景色がまんま表現されててたまげた。(後で協力に杉並区役所があって納得したけど)
タイムリープって事で繰り返し、同じシーンが出てきて同じ曲(バッハが多かったなぁ)が流れる。
でも、その度に変わった現実が重なってくる。
最後のタイムリープで積み重ねた過去を全部飛び越して‘あぁ、そこへ戻っていくんだ’と驚き、必死さが伝わってくる。
幾つもの分岐点を見せる事で出す効果なんだろうけど、素直に感動しました。
何かね、繰り返し出てくる夏の入道雲が二度と戻れない17歳の夏を表わしてるみたいで切なくなるんす。
音も良かったな。奥華子の挿入歌(「変わらないもの」)が本当いい所で入ってくるんす。ED(「ガーネット」)もエンドロールに相応しく、エピローグ的な要素を持っていて。
「未来で待ってる」「うん、すぐ行く。走って行く!」はめっちゃつぼです。(どこのって言ったら激しくネタばれだけど。)
主人公がわんわん泣くのも好きです。(人が流す涙ってすごい力があると思う)
変わりたいもの程、変わってしまう。簡単に変えられるものなんて一つもないのだと、思いました。未来は変えられる、過去は変わらないとも。
ラストがOPと同じ「時をかける少女」と表示されるのが心憎い演出でした。
高校生の夏休みに帰りたい人は是非!
ちなみに、主題歌「ガーネット」と挿入歌は対になってました。一人称が『あたし』と『僕』なんです、前者と後者で。
誰の心情を歌っているものかを意識して観ると、また味わい深くなること間違い無しです!
私のリクエストで。
「時をかける少女」
監督 細田守
美術 山本二三
音楽 吉田潔
公開時からずっと、ずっと見たかった作品。
筒井康隆原作のジュブナイル小説です。
2006年夏、高校2年生の紺野真琴は些細なきっかけで、確かな記憶の過去へ飛ぶ能力『タイムリープ』を手に入れる。
都合に合わない事があれば過去へ戻ってやり直す、人生がより楽しくなる真琴。
けれど、やり直した所為で生まれる新たな現実、逃げちゃいけなかった過去。新たな現実により、友人を危険にさらしてしまう。より厄介になってしまった現実を何とかすべく、真琴は飛ぶ!
まず、ヒロインの真琴の制服が、都立高の全ての制服を調べてその平均を出して、どこにでもいる女の子を表わすとゆう凝りよう。
同じく、アニメなのにめっちゃロケハンしてて背景がすごくしっかりしてる。
ヒロインの叔母が美術館勤めで、その美術館の内装・外観がまんま東京国立美術館。上野公園の噴水がよく出てきて、それだけで何か感動。
ヒロインの住む坂道の多い下町の家は文京・台東区のいいとこの家で。
タイムリープや色々で重要だった、夕焼けに染まる土手の雰囲気はまんま荒川土手なんすよ!私、えらい興奮しちゃいますよ。
飛ぶって事で俯瞰が多くて、よくあった学校の屋上がめっちゃ高校の屋上の景色と一緒で。
高校の夏休み、部活の個人練でよく屋上で陽射し浴びて汗流しながらそこにいました。ふとて見ると、遠くに都庁が見えて、でも見える景色のほとんどが住宅街で何処か健康的な不夜城みたいな矛盾を抱えたノスタルジーな景色がまんま表現されててたまげた。(後で協力に杉並区役所があって納得したけど)
タイムリープって事で繰り返し、同じシーンが出てきて同じ曲(バッハが多かったなぁ)が流れる。
でも、その度に変わった現実が重なってくる。
最後のタイムリープで積み重ねた過去を全部飛び越して‘あぁ、そこへ戻っていくんだ’と驚き、必死さが伝わってくる。
幾つもの分岐点を見せる事で出す効果なんだろうけど、素直に感動しました。
何かね、繰り返し出てくる夏の入道雲が二度と戻れない17歳の夏を表わしてるみたいで切なくなるんす。
音も良かったな。奥華子の挿入歌(「変わらないもの」)が本当いい所で入ってくるんす。ED(「ガーネット」)もエンドロールに相応しく、エピローグ的な要素を持っていて。
「未来で待ってる」「うん、すぐ行く。走って行く!」はめっちゃつぼです。(どこのって言ったら激しくネタばれだけど。)
主人公がわんわん泣くのも好きです。(人が流す涙ってすごい力があると思う)
変わりたいもの程、変わってしまう。簡単に変えられるものなんて一つもないのだと、思いました。未来は変えられる、過去は変わらないとも。
ラストがOPと同じ「時をかける少女」と表示されるのが心憎い演出でした。
高校生の夏休みに帰りたい人は是非!
ちなみに、主題歌「ガーネット」と挿入歌は対になってました。一人称が『あたし』と『僕』なんです、前者と後者で。
誰の心情を歌っているものかを意識して観ると、また味わい深くなること間違い無しです!
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