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観てきました。というよりは、参加してきました。がしっくりとくる作品でした。

遅れ馳せながら、ようよう感想です。

11月14日 15時開演
演出:ロジェ・ベルナット(スペイン)
「パブリック・ドメイン」
『出演者はアナタ。実物大ボードゲーム演劇が池袋に登場!』

フェスティバル/トーキョーの総合チラシに書いてあった煽り文を見てから気になって仕方なかった。

どんなモノが観れるのか期待を胸に西口公園へ。

以外ネタバレを含みつつ感想。これから観るんだぜって方はご注意を。


渡される一つのヘッドフォンを装着。笛の合図で質問が始まる。

「ここに来る前に鏡をみましたか?」右に進む。

「あなたの年収は20万円以上ですか?」拳を上げる。
ごくプライベートな質問を幾つも投げかけられる。

何だかこれって精神分析のテストに似てる。膨大な量の中に、大事な質問が入り交じっているんじゃないかと思わせられる。

私と何かを測る非常によくできた物差しって感じ。

価値観だったり人生観とか、他人と測って分かること。集団対個人、生まれた場所によって考え方はぐっと変わる。

「拳銃を持ったことはありますか?」

反応する人がぽちぽちいて驚いた。でもこれが、アメリカやスペインだったらもっとたくさんの人が反応したのかなぁ。

印象が残った質問
「あなたは芸術家ですか?」
「あなたの外見は、あなたの地位を本来より低くみせていますか?」
「あなたの発言や考え方には、親の責任がありますか?」
「あなたはマイノリティですか?」


何の質問がひっかかるかで、また人によるんだろうなぁ。えらく設問が用意周到。時に皮肉やブラックジョークが効いていて面白い。
そして「劇場とは何か?」を考えさせられる。「何の為に劇場へ足を運ぶのか?」

舞台と客席の境界をとっ払った空間で問うとこが粋だなって思う。

私は頭をぶん殴られたような衝撃を受けたくて劇場へ行きますよ。

1人で行ったけれどカップルで行けば、より楽しめると思う!


by中山
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★これは
NAME: ともはる
面白そうだよね!

なんか体験型ってのが惹かれるなー。
確かにカップルじゃなくても二人で行けたら楽しそう。
2010/11/24(Wed)11:04:25 編集
★そうなんですのよ。
NAME: 中山
あの空間で、他者と共感っきるって良いなぁって思うのです。

2010/11/25(Thu)18:51:50 編集
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