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黒田育世さんのワークショップに参加してFESTIVAL/TOKYOに興味が湧きまして。

3公演チケットを購入ー。

そして11月1日、にしすがも創造舎へ。

演出:ジゼル・ヴィエンヌ
「こうしておまえは消え去る」

男と女と暴力と殺人、そして森と霧。日本人の感覚だと中々産み出せない作品だと思う。

まず、装置に度胆を抜かれる。

あれ、

にしすがも創造舎に森が出現してました。

どこから持ってきたの!?ってゆー大木がにょっきり、にょき生え。踏みしめた落ち葉の音すら超リアル。

それらを覆い隠すように時折、出現する霧。

半端ない霧。

音楽がまたカッコいい。

森を怖いと感じるアノ感覚を、廃校の体育館で再現しちゃったのがトテツモナイ。

日常の中から非日常へ踏み込んでしまって「不味いぞ」と分かっているのに引き返せない、不安なんだか、通り越して気持ち良くなっちゃってんだかってゆーアノ感覚が鮮やかに甦らされる。

そして俳優の存在。
台詞を発さなくとも雄弁に語られる身体を通して、舞台の森を更に身近に感じる。


東京の都会ど真ん中の室内で森を体感する不思議な舞台でした。

視覚と聴覚を完全に支配される、それは美しい舞台でした。

自分が忘れないように、書いているんだけども。
観て感じたままに書けるまでに至らない。難しいなぁ。


by中山
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★今日行ってきました
NAME: 全
心地よさと怖さが共存した感じだったよね。

森と霧がすごいって印象(笑)

見た角度的の問題か、あまりうまく消化できてない。

カステルッチに比べるとやはり…

ただあの作品を作るアーティストがいて、世界で上演されていることを考えると、世界の舞台芸術に対する姿勢は凄まじいと思う。
舞台に対するスケールが違う

日本人は作らないよ多分(笑)
2010/11/03(Wed)23:46:36 編集
★始まったか、
NAME: ともはる
自分にとってあってるかあっていないかは解りませんが、
世界は圧倒的な何かを見せてきますからね、興味ありますね。
2010/11/04(Thu)06:23:28 編集
★そうなんです。
NAME: 中山
不安な感じと心地よさ+マイナスイオンだったね(´∀`)

東京にいながら世界に触れられるって、貴重な機会ですよね。
2010/11/04(Thu)13:45:16 編集
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