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木曜日の夜中(金曜の朝方)、私は台本を書いていた。
ろくに進まなかったけど……。

その頃、二軒隣の家のおばあちゃん
(というか73歳なんだけど、全然そう見えない自治会長さん)
が風呂場でお亡くなりになったようです。


金曜の昼過ぎ、我が家のポストに訃報が投函されました。

自治会長さんの夫が(身内自ら)……。

なぜ分かったか……。

磨りガラス越しにたまたま姿が見えたのです。
少し寂しげだったようにも、淡々としてるようにも見えました。
投函する際にスコンというような音が虚しく響きました。

顔を合わす程度の、軽く挨拶する程度の仲だったとはいえ、
自分の知っている人が居なくなるのは久々です。

母親はどうやら数年前くらいから?、
ご近所付き合いが復活しはじめていて、
その人に親しくしてもらってたようなので、
突然すぎる死に驚き、泣いていましたよ。
母親曰く、
選挙に出たら間違いなく当選するくらい人望のある人だったらしい。



いつか書きたい物語の一つにこんな話があります。


ある病室。
子供を産めなくなった身体の女性。
彼女にその夫だか恋人だかが、
「君が無事で居てくれればいいんだ」
と言っているとします。

その薄布(カーテン)一枚挟んだ裏側には
生まれたばかりの赤子を幸せそうに見つめ、
ほほえみ、喜ぶ夫婦が居ます。


これは意外によくある話のようです。
数年前までTVでも似たような話(実話)を聞きました。

子供が欲しかった男女の不幸。
待望の子供を手に喜ぶ男女の幸せ。

薄布挟んで、天国と地獄……。



さて拡げていきましょう……

幸せ一杯の家庭と、家庭崩壊直前の家庭。



もっと拡げてみましょう……

人間が何不自由なく暮らせる国と、そうでない国。

平和な国と、そうでない国。



人にとってリアルと感じるレベルは違うと思います。
だけどある日を境にそのレベルのタガが外れてしまう人も居ます。
私もその一人……。

だから
私は今、演劇をしている、のだと思う。
ファンタジーこそ現実だ。
現実こそファンタジーだ。



参列はしませんでしたが、
この場を借りて、ご冥福、お祈りいたします……。
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