僕らの夏が終わりました。

あれから三日経ち、皆何をしているんでしょう？

バイトに勤しむ者、休養を取る者、そして、すでに次に舞台を考えてる者。


何はともあれ、無事第11回公演が打ててよかったです。
観に来て下さったお客様にはとても感謝しておりますm(__)m。

様々な感想＆意見、今後の励みとして進んで行きます。



☆
さて、今回僕はガリレオの息子役（エヴァンジェリスタ・トリチェリ）を演じました。
設定上では12才（裏話ですが）。


マジか…(-.-;)

ただでさえガリレオ役の全記は小柄なのに、
俺、只のオッサンじゃん！？みないに思いながら稽古をしてました。


最終的には満足の行く親子関係が出来てたなって思います。

【見た目】を気にしていても始まりませんからね。
整形するわけでもないし、

それよりも大切なのは、息子が親を慕う気持ち、そして親が子を思う気持ちが出せてなければ意味がない。
（ビジュアルは二の次です）


今回のテーマ的なモノの一つである、この【親子愛】を出すために、それはそれは心血を注ぎました。


★
【敬愛】？【慈愛】？
フワリフワリ？
込めろ込めろ！
台詞の頭張るな、語尾出し過ぎ、などなど。


これほど、言葉を丁寧に扱った作品は過去公演を振り返っても稀にみるものだったと個人的には思います。（いや、僕自信改めて気付いたのかもしれませんね）

時代ものや、古典作品をやってるような台詞回しに最初は普通にスラスラと読めない所が多々あり、大丈夫か？って内心不安でした。

会話というより語りみたいな台詞をどう表現するか、
一言一言の重みを感じながら、八月頭から九月の終まで終始稽古稽古稽古稽古！

何かを【伝える】ことの難しさを改めて感じました(-_-;)。



●
そして、次に思うことは【肉体】ですかね。
これは本番中に特に感じていたんですが、
【仕草、振る舞い、表情】をもっと作り込めれば、

例えば台詞がなくても何か伝わるレベルまで、


【身体】と【台詞】、これを扱えれば演技者になれるって言った人がいましたが、
どうやら先は長そうです……。



しかし、何はともあれ終わってしまいました。
季節はすっかりかわって【秋】です。

いくら食欲の秋とはいえ、止まってるわけにもいきません。
だって時間は有限であって、夢は無限に広がって行きますからね。


ＩＮＧと共にまた【何か】を始めたいと思います。
本当に観に来て下さった方々ありがとうございます。
そして、携わってくれた方々ありがとうございましたm(__)m
感謝感激雨霰！(゜o゜)お疲れ様サマンサ！




トモハル

ちょっと、キーブレイク！

いやー、いろいろあったし、今日はちょっと早起きだし、ちょっとティーブレイクでもしようかっ！
違う違っ！わいは公演中 チャリキーを無くしてしもうたんやー(泣) チャリティーなんて偉いもんやあらへんでー。

ぶち壊せ！ぶち壊せ！
合い鍵どこだ！合い鍵どこだ！

まぁいろいろあって、結局ブレイクされました。
その時の僕の心情解説。
ふるえるぞハート！
燃えつきるほどヒート！！
おおおおおっ
刻むぞ血液のビート！

サンライトイエローキーブレイク！

by全

愛を込めて花束を

長かった戦いもようやく終わり、筋肉痛と疲労による全身の痛みと戦いつつバイトへ行くナベ氏です。


見に来てくださった方々、本当にありがとうございました。

心からお礼申し上げます。

そんな「皇帝ガリレオ」の主役だった全は役作りで髪型を今回初めてパーマにしたらしいです。

気づいた方はいらっしゃいましたか？

俺はぶっちゃけ松田優作にしか見えませんでした。(笑）

今度から工藤ちゃんと読んであげて下さい。

さぁしばらくはあいた時間はX-FILEでも観ることにします。

本当にみなさんありがとうございました。


byナベ氏

公演を終えて。

今回、ガリレオの父を演らせてもらった近原です。
観にきてくれたお客様本当にありがとうございました。
今一度台本を読んでみると深いものがあります。
次の公演に向けて力を蓄える日々を送って行きたいとおもいます。
今後ともよろしくお願いしますっ！
byちかさん

第十一回公演「皇帝ガリレオ」台本掲載！

公式HPを更新しました。

公演記録のコーナーに今回の公演を。
台本を掲載しました。
ここからも見れるようにしておきますね☆

http://ing.nobody.jp/ing_11/text.pdf


P.S. メンバー紹介ページも年内更新予定です。


そうそう、コリッチのTOPページを表示して驚いた。
注目公演ランキング４位！
わざわざ書き込んでくださった皆様、ありがとうございます！！！

戻るのではなく…前へ

目覚めれば、もう新しい日になってました。
あんなに疲れた喉も回復し、体には少し力が残ってる。

３日間、多くのお客様に来ていただき本当に感謝しています。
時間を割いてもらった分、僕らの劇で少しでもなにか埋め合わせができたのであれば幸いです。

これから僕は前回公演『そして誰もいなくなった』の映像編集作業に入ります。
この作品は今回の作品とは違った、生きるためにもがく人間のパワーが溢れる、はちゃめちゃで楽しい作品になってます。

楽しみにお待ちください。

by全

無事公演終了：御礼申し上げます！

雨続きの天気予報を裏切り、
くもり、たまにぱらつくほどの雨で済んだのは
晴れ男ならぬ晴れ劇団だからでしょうか。

予報と同じように我々の予想を裏切る大入りで
多くのお客様に観ていただけたのはとても喜ばしいことです。

また、さらに驚きだったのは、
区で開催している演劇祭にも関わらず、
今公演の内容のように
至る所にお祭りの御輿が潜伏しており、
とても悩ましい出来事でありました。




今回は、歴史上の実在する人物のみ起用し、
「科学（価値観）」革命をの「実際の（物理的）」革命に置き換え、
「説」を「魔術」として「唱え」させることで、
これまでの観念（劇そのものの世界）を瓦解させ、
未来（我々の世界の可能世界）が構築（再構築？）される
という絡繰りの芝居でした。

聖書の言葉や神話を至るところに点在させたことで、
より濃厚なファンタジーに昇華しましたが、
役者はその言葉の重みや歴史の重みに轢死寸前のところまで行き、
数々のセリフ（の感情）が消化不良を起こすのでないかと心配しました。



我々の出来る限りの力でこの作品に挑戦出来たこと
我々の現在のレベル（限界値）の認識
お客様の価値観（固定観念）のレベルの認識
我々の表現する演劇の難しさの認識

どれもこれも
とても大きく貴重な経験でした。



僕らのような若手劇団では珍しく、
幅広い年齢の客層で構成されておりますが、
どのアンケートも非常に興味深いものでした。

賛否両論渦巻く感想はこの社会の縮図だと認識しております。

拒絶してしまう人。
それなりに理解しようとする人。
裏まで読み取ってしまう人。

年齢関係なく、点在してるのはとても面白いです。

識者の方々からの評価に手応えを感じ、
同時にそのあまりの高さに驚きすら憶えました。

また、同業者の評価もとても参考になりました。

皆様、お忙しい中のご来場、ありがとうございました。

by ラディー



ただ、
小劇場のこの先の繁栄のために
様々な劇団を寄せ集め、15分の短編劇をそれぞれ上演させる企画
「○ minutes」の主宰さんの器の小ささには絶望しました。

好みの問題もあるからいいのですが、
様々な劇団を寄せ集める企画をやっておられるのなら
己の想定の範囲外の独特な劇に対して
もう少しましな意見はなかったのだろうか、と思っております。
非常に残念かつ、恥ずかしいです。

一層のこと、
企画でも拝借して「30 minutes」でもやって、
彼らからあぶれた面白い劇団を寄せ集めてみるのも
面白いかもしれませんな。

例の企画の主宰さんの目には
我々は小劇場というかアングラにでも定義されるのでしょうか。
そもそも小劇場の定義とはなんぞや？
それより、この劇団がなぜ第11回も公演が続いているのか、
しっかり考えていれば不用意な発言は出来ないはずなんですが。

固定観念と戦うことの難しさは、今回の劇内容に通じますな。