忍者ブログ
公式HPへ    ブログTOPへ
← NO.2578 NO.2577 NO.2576 NO.2575 NO.2574 NO.2573 NO.2572 NO.2571 NO.2570 NO.2569 NO.2568
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

昨日、無事終わりました。


8時にマサキ氏にモーニングコール。

9時前に家を出る。
ホームの電光掲示で、
病人だかの対応でどっかの電車が遅れてるってあり、
10時からのリハーサルに間に合うか心配だったが、
普通に山手線が来たので良かった。

駒込から山手線で秋葉原、
そこから乗り換えて両国へ。

午前9時半頃。
駅で
腕を負傷したのか、片腕を吊っている力士さんと遭遇。

そのまま駅前の売店へ入ると、全様と遭遇。
しっかり水を購入。



9時45分に劇場前で集合だったが、
少し早めに着いた。
次々に出演者合流。
急遽呼びかけに応じてくれたゲストアクターのかたがたとも合流。

劇場に10時からしか入れない的なことを言われていたが、
10時前に普通に入れてよかった。



リハーサル。
午前10時から30分間。

速やかに団員が、
実演に必要なアクティング・エリアの寸法を図る。
その間に私は、劇の最後に使用する曲を再生する機器をチェック。

そして、一回通す。
途中、エラーがあったので一度止めて、その少し前から再びやった。
稽古場と同じ寸法でも、
近くに壁があるのと、遠くに壁があるのとでは勝手が違う。
難しいものだ。

時間があと少しあったので、
最後のダンスだけピックアップ。
ゲストアクターのかたがたも、
舞台上で段取りながらロボット歩きを試す。



自分らの与えられた時間が終わり、
ロビーにて団員がゲストアクターに指導。
歩き方や、歩き出しのタイミングを。

その間にも続々、他の参加団体も集まっていく。

ロビーで柔軟などアップをする女性達。
完全に皆様、舞踊の方々。
かたやロボット歩きをした後、うつぶせに倒れる我々ありけりwww



自分達の決めたメイク時間となる。
コロスたちが次々に白塗りに、そして骸骨化していく。
より異様な光景だったろうwww

ぽわぽわ気持ちの浮ついた人間が居たんで軽く注意。
集中してメイクしてる最中に、メイク待ちの人間がうるさいんじゃ気が散るわけだ。
ましてや自分もするであろうメイクに対して、
軽い気持ちとは言え、「ク○ウザーの失敗した感じだ」という発言はいかなるものか。

立派な失言である。

お調子者な人なんで、仕方ないが、
そろそろ彼も落ち着いてもらいたいものである。
空気を読むことも役者の立派なスキルだと思うのです。
それが出来た頃、きっと彼は立派な役者になってることでしょう。



14時、実技審査。
我々は二番手だった。

リハと同じエラーが起きてしまったが、
大きな事態とならずによかった。
しっかりそれを想定した稽古をやっていて本当によかった。

何が起こるか分からない。
だがそれが作品の全てである。
演劇や舞踊など舞台芸術は生もの。
一度しか提供できないのである。
同じ演目でも、同じアクターでも、やはり一回一回が違うものになるのだ。

とても良い経験をした、と私は考える。

さて、ゲストアクターは、と申しますと
面白すぎる結末が待っておりました。

というのは、
あんなに一所懸命に練習していたにもかかわらず、
誰一人動けずに、終えてしまったのです。
つまり、舞台のサイドにただ突っ立ったまま終了してしまったのです。
曲のタイミングを逃した模様(笑

ゲストアクター、皆呆然。
僕は実演を終えたことを審査員に伝えながら、笑ってましたわw

ロビーにて皆さん、謝っていましたが、
朝早くから電車賃すら出ないの来ていただいて、
それだけで嬉しかったのです。
気持ち、心意気だけで感謝モノです。
むしろ練習したのに、こんなことになってしまって、
申し訳ないくらいでした。

これも含めて、貴重な、楽しい経験でした。

思い立ったら即行動。
僕が思い立ったことをトモハルが実現するために即行動してくれた。
この一歩がやはり大きかった。

そうでなければ、
ゲストアクターの方々は一人も集まらなかったはず。

いのっち、細海さん、政井くん、
そして、みぎわさん、藤吉郎さん、

本当にありがとうございました!



15時、ロビーにて。

横にずらりと並んだ審査員。
その前に座る各団体。
そして講評。

まず、各団体に対しての感想なり疑問なりアドバイスなりが伝えられた。
かなり厳しく、シビアだった。

その後、全体に向けて総括的意見。

審査員はプロ。
実技審査で披露した方々の中にもプロが居た。

というかうちの大学の洋舞コースの先生がいらっしゃった。
教え子?がエントリーしたのだろうか。きっと指導もされたんだと思う。
そしてやはり、審査員から色々意見を言われていた。

本当に、審査であった。
そして講評であった。

この世界をなめるな。
そしておごるな。思い上がるな。

そんな言葉が自分の脳裏に浮かび上がった。



さて、我々が言われたことをまとめておくことにする。
審査に通過したときのため。
通過しなくても、今度何らかの役に立つだろうから。


☆ 趣向や発展性はあり。研究の余地あり。

なんていうか面白い。
試みも良い。
しかしもっと研究し、討論し、
より明確にしてほしい。
突き詰めればすごいことになるだろう。
審査員の一人でも巻き込んでしまうくらいのモノを作りなさい。


☆ 段取るな。有機的に。もっとエネルギーを。

今は、無機質で、ただあるタイミングでこのポーズとなっているように見受けられる。
台詞というより、単語に対する動きにしかなってなかった。
また、無関係な動きも多々あった。
せりふと、コロスの動きをもっと有機的に結びつけること。
エネルギーがほしい。


☆ 社会的メッセージあり。

どこか忘れたけども、
普遍的なものをふと感じ、はっとした。
社会に通ずるものがあった。



講評が終わり、
帰ろうとしてたら、
審査員の一人が突然メッセージを言いにいらした。
本当に嬉しかった。
次の審査が17時から控えていて、慌しいはずなのに、
我々にわざわざ言いにいらしたのだから。


☆ ミザンスについて

演劇的ミザンスとしては安定するからいいのだろうが、
もっとコロスの配列を意識しなさい。
舞踊的に言うなら、偶然生まれたミザンスも、
天から授けられた、神から与えられた贈り物なのだ。


☆ ユニゾンについて
ユニゾンの意味を考えなさい。
もっと動的に。
ユニゾンの配列はもっと有機的であるはずなのに、無機質だった。


演劇団体であるから、
舞踊的なことを取り入れているが未熟である、
というのは許されない。
それは分かってはいた。
分かってはいたが、やはり気持ちのどこかで甘えがあったんだと思う。
ある意味、俺は恥ずかしかった。
どうにかしたい。
ああ、本当にどうにかしたい。


打ち上げは、
最終的に藤吉郎さんと二人で三次会(始発まで)となりました。


by 演劇死神
PR
●この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
★課題は
NAME: ともはる
越えていきましょう。
新しく見えた【何か】があったっていうのは良かった。

もっと考えて、より良いものになるよう頑張ります!

【実は】その力士、俺も改札で発見しました。近くにいたのね。
2010/02/09(Tue)21:04:10 編集
●この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
動画(PC用)

第五回「喫茶カーニバル」
☆ オープニングダンス
★ クライマックス
第十回「そして誰も居なくなった」
☆ ダイジェスト01
公演写真館
第八回:写真館(PC専用)へ
これは彼の走馬灯、眠る彼女の夢世界 ~ロミオとジュリエットより~

第十二回:写真館(PC専用)へ
メディア ~私は世界を拒絶する~

第十四回:写真館(PC専用)へ
人形の家