６年前からの贈り物

家に帰ったら机の上に小包み一つ。宛先は卒業した高校から。封を開けて出てきたのは


「卒業記念ビデオレター」と書かれたDVD

元担任の先生からの手紙

「20年後の私へ」とゆー表紙の小冊子

の三つ。

手紙の始めに「元3年I組のみなさんへ」と書いてあったのを読んで懐かしいってよりは驚いた。自分が何組だったかなんてすっかり忘れてたからね。

小冊子は学級通信とクラスノート(全員でやる交換日記のようなもの)と、20年後の自分へ宛てた手紙が載ってた。2002年の高校最後の一年間を凝縮させたような一冊。

クラスの皆が今頃、この小冊子を手にしてるんだと思うと不思議だ。
とゆーか担任のN先生がすごい。六年前のものを編集して本にして、こうやって皆に送って・・・・・・

うん、N先生が担任で良かったなぁ。


しかし私はクラスノートも20年後の手紙も演劇のことしか書いてなくて呆れたわ(´∀｀;）

クラスノートは一学期の期末試験直前の時で進路の不安が書いてありました。

『“演劇で将来何をしていきたいんだ”ときかれた。“演劇で食べていく”なんて深いこと考えてなかった。好きだけじゃダメなのかな？本当に自分のやりたいことって何？』

あー・・・・・・直球ストレートだねぇ。続ければ分かるよ、と言ってやりたい。


20年後の自分へは何故だか役者を続けてるってのが前提で書かれてました。

『てっぺん目指して進めるように日々精進しているか？言い訳するな、気を抜くな、鈍感であるな、現状に甘んじるな、必死に足掻け』

うわぁ、リアルだめ出し。稽古頑張ります。六月公演はもちろん全力で。池袋演劇祭は大賞とれるようにがんばるから！！


昔の自分からの伝言は、あらゆる意味で危険かつ面白いです。

あ、DVDは怖くて見てないっす。


by中山