偶然という名の必然の中にいる人間

とつぜんの～風にふかれて♪なーんて曲がありましたね。
曲名が、突然！ なかなか斬新。ふむ

突然、自然、偶然、俄然、断然、当然、座禅、全記！
然←この字を持つ言葉ってけっこうありますよねって最後の前と最後ちげー！
最後オレーーー！

入口、出口、僕田口みたいになってしまった。

オーマイガッ！

てなわけで、昨日他団体へ折込の後、稽古まで少々時間があったので、池袋の地下道を歩いていたとこ、

おいっと、軽く腹を叩かれた。
そいつぁ
大学からの友人だった。

どーやら研究論文を提出してきた帰りだったようで、彼自身、二週間ぶりに大学きていた。

池袋にいたから、連絡しようと思ってたと僕が言うと、
携帯を忘れてたから、会えてよかったと彼は言った。
相変わらずの佇まいだが、服装がスーツになってた。どーやら服を選ぶのがめんどくさくなったようだ。

とても嬉しい、偶然だった。
これも全て決められたことだ、なんて言うととてもロマンチックでドラマ的だ。
でも、そんなバカな！
なーんて言いきれないのが人間。

そー、例えば。

何日か前に、団員の近さんが書いていたが。
彼、稽古に靴下の左右違ったものを履いてきてしまって、
僕が稽古場に入ると、その事実に気付き嘆き倒れていた。
どーしたっ！って訪ねると、
足を見せてきた。

僕はそれを見て、ズボンの裾を軽くあげると、無地のソックスだったのだが、左右の長さが違かった。

そう、偶然。

否

僕が、ちかさんが、一人悲しまないよう
二人とも、間違いを慰めあうようになっていた必然かもしれない。

偶然とは、必然とは…

by全