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昨日は稽古場に大幅遅刻した。
理由は二つ。
まず一つは、
通しのDVDを人数分作っていたからだ。
今回はBGを挿入しなかったが、
役者やスタッフが確認しやすいように
チャプターメニューとやらを作った。
わざわざ早送りとかせずに済むのが利点だ。
人数分を作り終え、少々遅刻している私は、
稽古場へ向かう電車に乗るため、最寄り駅へ。
ここでもう一つ……。
駅の階段を昇ると既に電車が止まっている。
チャンス!
そう思った矢先に異変に気付く。
理由は二つ。
まず一つは、
通しのDVDを人数分作っていたからだ。
今回はBGを挿入しなかったが、
役者やスタッフが確認しやすいように
チャプターメニューとやらを作った。
わざわざ早送りとかせずに済むのが利点だ。
人数分を作り終え、少々遅刻している私は、
稽古場へ向かう電車に乗るため、最寄り駅へ。
ここでもう一つ……。
駅の階段を昇ると既に電車が止まっている。
チャンス!
そう思った矢先に異変に気付く。
電車内の電気が全て消えている。
視線をずらしていくと、
壁のように張られている
緑色のシート。
【東日本】と印字されている。
そのエリアからある程度間隔をとるように張られた
黄色いテープ。
【立入禁止・KEEP OUT・(もう一つあったが忘れた)】と
黒い文字で印字されている。
テープ内を行き来する駅員。
シート内を行き来する消防隊員・警察・救急救命士。
テープの外側を囲う野次馬。
池袋方面の山手線だけ動いているため、次々と増える野次馬。
私の近くにいた若い男二人組が興味津々なのか、
強がりながら人身事故に関連した話をしている。
それを見たのか中年のおっさんが得意気に彼らに話しかける。
「緑のシートが出来る前から見てたんだけど、いやぁ凄かった
よ。内臓とか、細切れになった肉を必死で拾ってたんだ。月
曜日とか火曜日は多いんだけど、土曜日は珍しいね。すぐ
そこのパチンコ屋で十万とか負けて、嫌んなったんだろう
ね」
二人組はパチンコの件で笑っていたが、
そのおっさんが去った後、
臆したのか全然違う話に切り替えていた。
そんな会話があった直後、
「現場検証のため、後五分掛かかります」とのアナウンス。
誰も乗っていない電車は電気をつけ、発車した。
その後、線路に警察などが何人か降り、
写真を撮ったり、何か(肉や物証?)を探したりしていた。
視線をずらしていくと、
何とホームの向かい側の金網の向こうに
大量の野次馬が居るではないか。
ホームに居る人間からは見えないけれど、
ホームの外に居る人間からは見えていたのだ。
そう、
緑のシートの内部の一部始終を……。
といっても電車が止まってたわけだから、
そこまで見えてないのかもしれない。
一方、
ホームでは、
青いプラスチック製のバケツ一個と
少々錆びた鉄製のバケツ一個に
水を入れて駅員が何回も往復している。
血などを流すのだろうか。
一人の駅員がバケツ一個を持ち、二人で往復。
効率悪いけど、水入れると重いものね。
少しして、
「負傷者を運びます。どいてください」との声
(↑さすがにアナウンスではない)がかかり、
私の目の前を通り過ぎる。
担架の上に負傷者が乗せられ、
その上にシート(青だったかなぁ)がかかっていたのだが、
頭から足まで全てかかっていた……。
負傷者というより、むしろ死傷者?
やっとこさ、東京方面の山手線が動き、すぐさま乗り込む私。
稽古場に着いたが、結局残り四十分。
前もって、前半部の強化をトモハルに頼んどいたのでセーフ。
前半部を通してもらい、それに軽く駄目出しをして稽古を終えた。
なんだかんだで予定通りっぽいので大丈夫かな。
残り四回しか稽古は出来ない。
今日は後半部を半分くらい進められればGOOD!
そうそう、劇団員が
新宿でサイン会をやっていた
長塚圭史にチラシを渡した
らしいw
長塚圭史と言えば、
演劇プロデュースユニット「阿佐ヶ谷スパイダース」を旗揚げ、
作・演出・出演をこなす人で現在、演劇界期待の星なのですよ。
ピンと来ない人は長塚京三の息子さんと言えば分かる?
う~ん、それでもピンと来ない人は
常磐貴子と真剣交際してるとして話題になったと言えば……。
あっ、敬称略ですみません……。
えっ、すみませんじゃ済みません?
うぅ……。
と、とにかく、
人身事故といい、
長塚圭史さんにチラシを手渡しだなんて、
なんてサプライズな一日なんでしょう。(←やっとオチがついた……)
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